パワハラ防止

2020.06.26

パワハラ防止法 身体的な攻撃とは

2020年4月1日からパワハラ防止法が施行されました。2022年6月1からは中小企業もパワハラ対策が義務化されます。

従業員を守ることは会社としての義務です。早めの対策を心がけましょう。

 

【パワハラ防止法 身体的な攻撃とは】

身体的な攻撃と該当すると考えられる例は、①殴打、足蹴りを行う ②相手に物を投げつける になります。今の時代、職場で人を殴ったりする方は滅多にいないと思いますが、実際にどのようなことがパワハラになりうるのか事例を交えてご紹介していきます。

【事例】

 上司Aは昔ながらの営業マン、成果主義で、成果がでていない部下には残業させるのも当たり前、部下には常日頃から厳しく指導をしておりました。上司Aは他の従業員の前で特定の部下を大声で怒ることもあり、その厳しさからついていけない部下も大変多かったと言います。ある日部下Bが上司Aから理不尽なことを言われたため、少し歯向かった口調でそのことに関して反論を述べました。すると、上司Aは普段部下から何か言われることがないため、そのような行為にでた部下Bに対して、腹が立ち頭をたたきました。そのことに関して腹を立てた、部下Bは今までの行為を含め、さらに上の上司に訴えました。その後、今回のケースは以前からの上司Aに対する言動も問題視されていたこと、また暴力・暴行行為に該当することから、懲戒委員会にかけられました。


以上の例は大変わかりやすいかと思われます。しかし、自らの上司を「パワハラ行為」であると訴えることは大変勇気のある行動です。今回の場合、部下Bが声を上げることができる人であったから良かったものの、今までに何名もの部下がAから離れていったことを考えると、パワハラギリギリラインのところは今までもしていたが、泣き寝入りするしかなかったのだと思われます。普段から恐い上司を会社に報告することはとても勇気のいることですが、あまりにも問題行動が目に余るようであれば、社内の人に助けを求めることも大変重要なことであります。このケースでは、悪意をもって人の頭をたたくというものであったため、パワハラに該当する可能性がありましたが、悪意はないが、受け取り方でパワハラかどうか変わってくることもあります。

 例えば、上司が愛情表現の一環として部下がミスをした際に軽く「頭をぶつ」行為です。たまに見かけたことがあるという人もいるのではないでしょうか?上司としては、愛情表現のつもりで行った行為ですが、受け取り方によってパワハラかどうかのラインが難しいと言えます。また、会社のオフィスだけではなく、飲み会の席でも同じことが言えます。お酒が入ると少し気が緩み、いわゆる「ツッコミ」という行為で頭をこづくケースもあるのではないでしょうか。確かに飲みの席での出来事にも注意を払わなくてはならないと思うと生きづらいのは確かですね。しかし、飲み会こそハラスメントが起きやすい場所と言われていますので、気を引き締めることも必要です。

まとめ

 昭和の時代では、身体的な攻撃に該当するパワハラというものはよく見かけられたと思われます。しかし、「パワハラを行わないようにしよう」というご時世の現代社会では、殴る、蹴る、ぶつ、物を投げるといった行為は見かけなくなりました。しかし、いまだにこのような行為を行う方がいるのも事実です。身体的な攻撃に関してのパワハラは、明らかにパワハラだという行為でありますが、それを訴えることなく、泣き寝入りしてしまうケースになりがちです。勇気をもって声をあげるということは大切ですが、自身で対処しづらい場合は、周りに助けを求めることをしましょう。

 

 

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