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2020.07.15

部下から上司へのパワハラ|パワハラ防止法 中小企業も義務化

【部下から上司へのパワハラ】

 一般的にパワハラというと上司から部下に

というものを想像すると思います。しかし、実は部下から上司への

パワハラというケースもあるのです。こういうケースは一般的に「逆パワハラ」と言います。

パワハラの指針の中で、

1)「同僚又は部下による言動で、当該言動を行う者が業務上必要な知識や豊富な経験を有しており、

当該者の協力を得なければ業務の円滑な遂行を行うことが困難であるもの」

2)「同僚又は部下からの集団による行為で、これに抵抗又は拒絶することが困難であるもの」を挙げております。

 

(1)   を見ると、部門においてその仕事ができる人が一人しかおらず、部下の言うことを聞かないと

上司も仕事が回らないという状況で、その部下が上司に対して無能呼ばわりしたりすることもパワハラになります。

(2)   の例では、部門の部下全員が集団で上司をつるし上げたり、無視するというような事態を指します。

(事例)

おもちゃメーカーに勤務するAは、初めて新規企画の企画開発プロジェクトリーダーを任されました。

久しぶりに大きい仕事を任せてもらい、Aは張り切っておりました。チームメンバーは8名ほど。

プロジェクトが成功すれば昇進を約束されます。絶対に失敗が許されない状況の中、Aは毎日のように

夜遅くまで働いてました。焦りから、チームメンバーに対して強くあたってしまうことが多くなってしまい、次第に

チームワークが乱れていきました。

部下たちは「なぜ我々がAの昇進のために頑張らなくてはならないのか」、「残業ばかりで大変にもかかわらず、ねぎらいの

言葉のひとつもない」そのような言葉が周りから聞こえてくるようになりました。

ある日、部下が「今日は予定があるので、早くあがります」と定時になり、Aに伝えたところ、少し嫌な顔をしたとのことから、

部下たちは、完全に堪忍袋の緒が切れてしまい、チームメンバー全員でAを無視するという行為にでました。

ある程度、形上はプロジェクトを進めているようにみせて、Aの指示を聞かなかったり、報告を怠ったりを

意図的に行っていました。

そんな中、プロジェクトが成功する訳もなく、状況を見越したAの上司がAに対して状況を聞き、事実が発覚しました。

今回の事例は、Aにも問題があります。ある意味残業をするということが当たり前という環境を生み出してしまったからです。

しかし、部下たちのAに対して集団で無視をするという行為はパワハラ(逆パワハラ)に該当するものです。

今回のケースではその後、プロジェクトは失敗に終わったのですが、Aと部下たちは和解をし、

事無きを得ました。しかし、集団無視をすることで、業務自体がそもそも回りませんし、会社としてほっとくことの

できない事象です。

部下から上司へのパワハラというケースは少ないですが、このような事例も

あるんだということを覚えておきましょう。

 

※引用「職場のハラスメント早わかり」 著 布施 直春

2020年6月1日パワハラ防止法が施行されました。2022年4月1日からは

中小企業もパワハラ対策が義務化されます。

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