ブログ〈パワハラ防止〉

2020.07.27

ストレスチェックを行えば十分? 十分なメンタルヘルス対策とは 

会社内のメンタルヘルス対策で挙げられるものでストレスチェック制度がありますね。

では、ストレスチェックを行えば、会社のメンタルヘルス対策は十分なのでしょうか。

今回はその点を見ていきましょう。

 

【ストレスチェックとは】

「ストレスチェック」とは、従業員の心理的な負担の程度を把握するための検査をいいます。平成2712月から、従業員50名以上の事業所はストレスチェックを実施することが義務づけれました。

ストレスチェックの実施、その結果に基づく医師による面接指導、面接指導結果に基づく就業上の措置、ストレスチェック結果の集団ごとの集計・分析など、一連の取り組み全体をストレスチェックテスト制度といいます。

 

【ストレスチェックの目的】

ストレスチェックは、仕事によるストレスの程度を把握し、早期に対応することでメンタルの不調を未然に防止する「一次予防」を目的として実施されます。その目的遂行のために主に3つの特徴があります。

 ①【ストレス・マネジメント】:ストレスチェックを行い、その結果を労働者自らが

  把握することで、ストレスの状況について気付きを促すとともに、ストレス

  因子への上手な対応(ストレス・マネジメント)を身につけるきっかけとします

 ②【医師による面接・指導制度】:ストレスチェックの結果、一定の基準を超えた高ス

  トレス者は希望すれば全員、医師による面接を受けさせることを課しています。一次予防の

  強化により、メンタルヘルス不調の発生を抑制することが期待されます。

 ③【集団ごとの集計・分析(ベンチマーキング)】:ストレスチェックの結果をもとに分析し、職場改 善をはかります。

 

以上がストレスチェック制度の大まかな説明です。

 

ストレスチェックはメンタル不調者がわかり、職場改善を図れる大変意味のあるシステムです。

しかし、年1回の実施や事業所人数50名以下の企業は義務化されていないなど、メンタル対策の取り組みに関して、不十分な点も見受けられます。

 

では会社としてメンタルヘルス対策が十分といえるにはどこまでやれば良いのでしょうか。

 

  1. 社内、社外に相談窓口をしっかり取り付けているか
  2. 相談窓口の存在を従業員は認識しているか、
  3. メンタルヘルス研修を行っているか
  4. 従業員の相談に対して迅速かつ適切な対応を行っているか
  5. 従業員の労働状況を確認できているか

 

になります。ここまでやってようやくメンタルヘルス対策が十分といえます。

 

社内でストレスチェックを実施して終わりという考えではなく、上記のことがしっかりとできているか

確認を行ってください。

 

また、ストレスチェックが義務化されていない企業もパワハラ防止法により、社外窓口の設置や研修が必須になってきます。

 

パワハラ問題とメンタルヘルス問題を切り離して考えるのではなく、相談窓口を一元化し、

パワハラ対策とメンタルヘルス対策を同時におこないましょう。

 

全ての企業が適切なメンタルヘルス対策を行うことを願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

コメントフォーム

カレンダー

«7月»
   1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

カテゴリーリスト

    ブログ
    〈メンタルヘルス〉