パワハラ防止

2021年05月

2021.05.21

「雑談ばかりしている」と上司を注意する新入社員

  新入社員の育成には会社は大きな投資を行っていますが、入社早々、メンタル不調を訴えて休職するようなことがあったら困りますね。育成担当者は「自分が悪かったのか?」と悩み、仕事のパフォーマンスにも影響が出るかもしれません。採用担当者は、人材選びが間違っていたのか?と悩むかもしれません。

 

もし、新入社員が泣きながら、こんな相談をしてきたら、どうしますか?

「上司が雑談ばかりしているんです。うるさくて仕事に集中できません。上司に改善して欲しいと言ったら、コミュニケーションスキルを磨きなさいと言われてしまった。職場でもっと居心地が悪くなってしまって、何とかしてください。」

まずは、相談してくれたことにお礼を言って、詳しく聞きましょうか。具体的な事実を聞いて、「どうなったらいいのか」を一緒に考える方向に持っていきます。「状況は把握」⇒「目標設定」の流れで聞いていくと解決に視点が向くので効果的です。そして、あなたのとコミュニケーションをすることで、新入社員が自身の考えの整理が出来たり、信頼できる社内の人に話せて良かったという安心感を持てて、気持ちが落ち着くこともあります。

また、泣きながら訴えているので、夜に眠れなくなっているかもしれません。睡眠や食欲、気持ちの落ち込みについても、さりげなく聞いてみましょう。もし、新入社員が「何時間も眠れない」とか、「夜中に何度も目が覚める」「食事は1日1回くらい食べられない」「吐き気がする」「めまいがする」などの身体症状が出ていたら、産業医や心療内科につなげることも必要です。

新入社員が、こんな相談が出来るということは、あなたの職場の心理的な安全性がある程度高いことを示しています。

では、今後、その新入社員の心の健康を守るためにどんなことが必要でしょうか?

「本人」が、仕事に慣れて、周囲の人とのコミュニケーションがとれるようになること、「職場の環境」が話しやすい雰囲気であること、の2つが挙げられるかもしれません。

本人には、こんな質問をしてはいかがでしょうか?

あなたが苦しいと思っていることはどんなこと?

あなたはどうなりたいのか?

あなたはどう変化したらいいのか?

相手に伝わりやすい言い方は何か?

信頼できる人は誰?

等々、様々な視点で話しを聴いてあげることは、会社の心理的安全につながって、メンタル不調を予防することに役立つかもしれません。

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