メンタルヘルス

2021.07.14

安心して復職するために出来ること

休職している方は、早く回復して職場に復帰したい、と切実に願っているかもしれません。

あるいは、今まで休みもなく頑張ってきたのだから、もう少しゆっくりと休んでしっかりと

回復したい、と思っている方もいるでしょう。

皆さんの会社の復職期限(それまでに復職できな場合は退職になる期限)の長さはどのくらいでしょうか?

会社によってそれぞれ長さは異なりますね。

5年は長い方で、大体1年~3年くらいが多いかもしれません。

回復に要する時間はそれぞれ異なりますので、ひとくくりでは言えませんが、共通していることは

休職期限ギリギリになって駆け込みで無理やり復職することはあまりお勧め出来ない、という

ことです。

睡眠リズムが1カ月前までは昼夜逆転に近い状態だったのに、急に、毎朝7時に起きることが

出来ています、と言うのは不自然ですよね。

休職期限に間に合わせるために虚偽の報告をしなければならない、という状態かもしれません。

虚偽の報告をして、主治医から復職可能の診断書をもらい、産業医面談に進みます。

産業医はあなたの心身の状態を確認して、必要であれば職場への意見や指示を出します。

例えば、「1カ月間は残業不可」「1カ月間は出張不可」等々です。

そして、主治医の診断書に「職場の環境調整が必要」とか「異動が必要」と書かれていれば、

その点にも言及することになりそうです。

要するに、職場での人間関係や業務過多などでメンタル不調になった社員を元の職場に戻す

ことは避けるように意見を入れるということです。

主治医、産業医、それぞれの専門家があなたの復職を支援することになります。

あなたが、もし、昼夜逆転の状態なのに、「規則正しい睡眠ができて、昼間も散歩や読書や

資格の勉強をしています」と虚偽の報告をしたら、どうなるでしょうか?

一番困るのは、あなた自身です。

「出勤しなければならないのに、今日も起きられなかった」

「また遅刻か。課長に電話するのも嫌だし、LINEしておこう」

「明日は行けるだろうか? 薬の飲んでもまだ眠れない。どうしよう」 

 

と悶々とすることが多くなるかもしれません。

休職中は「復職したら何とかなる」と思い込んでしまうかもしれませんが、

それは期待外れになることが多いです。

では、安心して復職するためにはどうしたらいいでしょうか?

それは、主治医の指示に従って、きちんと服薬し、生活リズムを整えることです。

会社にカウンセラーがいたら、カウンセラーも活用して、生活の振り返りをしたり、

今後どのように活動が有効なのかを一緒に話し合ってみてください。

安心して復職するために大事なことは、

・主治医の指示に従う。

・会社にカウンセラーがいたら活用する。

ことです。

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主治医の指示に従うという当たり前のことを強調するのには、訳があります。

休職中の社員が「久しぶりに友達と会ったので、痛飲した」と言いました。

別の社員は、「お正月だから例年の通りに日本酒を家族で飲んだ」と言いました。

そして、やっと整ってきた睡眠リズムが一気に乱れて、休職期限間近になって、退職

する、ということになってしまったのです。

処方された薬は「飲酒不可」と書かれていて、薬剤師にもお酒は飲まないように

言われたのに、たまにはいいだろうと自分に甘くなった結果だと想像します。

自宅で療養するのは孤独になったり、途方にくれたり、落ち込んだり、苦しいこと

もあるかもしれませんね。

それを支援してくれるのは、家族、友人、会社にいるカウンセラーや、クリニックの

カウンセラー、などです。

一人で抱え込まず、主治医の指示を守って、支援してくれる人に遠慮なく相談して、

ぜひ自宅療養を有意義に過ごしてください。

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