メンタルヘルス

2021.08.27

休職中の自宅リハビリに何をやろうか迷っている方へ

  メンタル不調で「休務・加療を要する」の診断書が出たら、しばらくは療養のために自宅で処方薬をきちんと服薬して過ごしましたね。身体が重くて動かないとか、なかなか眠れない、気分が落ち込む、意欲がない、という状態が服薬で改善してきたら、次のステップに入ります。その時期になると主治医から「復職に備えて自宅でのリハビリをやってはどうか」とアドバイスされることが多いようです。

 効果的なリハビリ】

1.「朝15分から30分散歩をする」

朝起きてから1時間以内に15~30分の散歩をするだけで、覚醒、気分、意欲と関連した脳内物質のセロトニン(幸せホルモン)が活性化します。そして、体内時計がリセットされ、「副交感神経」(リラックスモード)から「交感神経」(活動モード)に切り替わります。セロトニンが活性化すると、清々しい気分となり、意欲がアップすることが期待できます。

ダブル効果として、夜の睡眠にも良い影響があります。セロトニンを材料に夕方から睡眠物質のメラトニンが作られるので、朝の散歩をすることで、夜の睡眠が深まるという2つの効果が期待できるのです。

天候が悪い時には、部屋の中でテレビ体操をしてみましょう。

2.「図書館で過ごす」

始めは短時間、徐々に時間を延ばして、興味が持てる本を読む、これは、人の中で過ごすことの練習、椅子に座って姿勢を保つ練習、活字を読む練習になります。

3.「通勤訓練」

出勤していた時間に、自宅の最寄駅まで行くことから始めます。慣れてきたら、通勤電車に乗ってみましょう。復職間近になったら、職場の最寄駅まで行って、心身の状態をモニタリングしてみましょう。

ここまではコロナ以前の自宅リハビリの定番でしたが、ウィズコロナの状況での自宅リハビリは3の「通勤訓練」を除いてもいいかもしれません。リモートワークが多い会社の場合には、通勤がないこともあります。また体調が十分でない時に、わざわざ混雑した電車に乗ることはリスクが大きいかもしれません。

リモートワークを視野に入れた自宅リハビリは、前述の「朝の散歩」に加えて、

・興味がある講座をZOOMで受けてみる。(集中力の確認と回復)

・興味がある本を1枚のA4にまとめてみる。

・仕事に関係がありそうな本やウェブサイトを見て、要約する。

等が試してみる価値はありそうです。

 そして、会社内や会社が契約した外部カウンセラーが外部にいる場合には、カウンセリングを受けることも良い方法です。不安があったり、孤独感がある場合には、カウンセラーに話しを聴いてもらうことで人とのつながっている安心感を得ることや、自分の考えを整理することも期待できます。

そして、カウンセラーが復職後の職場について不安を解消する調整役になる場合もあります。

1人で復職まで道のりをあることは不安がありますが、主治医、社内外のカウンセラーを利用してサポートを受けながら、回復していきましょう。

トラックバック

トラックバックURL:

コメント

コメントフォーム

カレンダー

«8月»
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31     

ブログ内検索

最近のエントリー